新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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ドーン (講談社文庫)ドーン (講談社文庫)
(2012/05/15)
平野 啓一郎

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評価:★★★

凄いことが描かれている一方で…

2033年、宇宙船DAWNは、有人宇宙船として人類史上初めて火星に降り立つ。医師である佐野明日人(さのあすと)は二年半に及ぶ航海を経て帰還するが、DAWNの中で起きていたあることが彼を悩ませ続ける。アメリカ大統領選の結果をも左右する彼とクルー達が抱える重大な秘密とは……。

近未来の複雑な設定に加えて、人も時も目まぐるしく入れ替わる為、決して読み易い作品ではありませんが、事件の輪郭が朧ながら掴めてくる中盤辺りからぐっと物語に引き込まれていきます。

クルーの一人で共和党副大統領候補の娘であるリリアン・レインと民主党候補の契約映像作家のアシスタントであるジム・キルマーの物語はどちらも緻密でありながらもスケールが大きく、本当に魅力的です。

しかし、先の二人に比べて、主役である明日人の物語だけが嫌に所帯じみています。スケールが小さい割には詰めが甘いと感じる部分も多く、悪い意味で浮いていると言わざるを得ません。
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[2012/05/16 18:06] | ★★★
[tag] 平野啓一郎
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