新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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暴行 (新潮文庫)暴行 (新潮文庫)
(2012/04/27)
ライアン・デイヴィッド・ヤーン

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評価:★★★★

期待していたモノとは全く別種の感動がある作品です。

夜勤から戻ったキャットは、自宅のあるアパートメントの中庭で暴漢に襲われる。幾多の住人が犯行の模様を目撃しながら、誰も通報しない。浮気を妻になじられる中年男・重病の母親を介護する青年・パートナーを交換し合い、性交を楽しむ夫婦…彼らもそれぞれ、己の人生の岐路に立たされていたのだ―。

アパートの住人一人ひとりの人生がドラマチックに描かれるていくので、読み応えは十分にあります。但し、肝心のテーマである『傍観者効果』という観点から見ると、逆にそれが大きな足枷となってしまっています。彼ら、彼女らが中庭で起きている事件に対して、何のアクションが起こせなくても不思議ではない程の状況に追い込められているので…。

それでもクライマックスに向けて、それぞれの人生がある帰結を迎えていく様には大きなカタルシスがあります。決して幸福とは言えない彼ら、彼女らの人生が何故か光り輝いて見えてくるので不思議です。
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[2012/05/05 20:21] | ★★★★
[tag] ライアン・デイヴィッド・ヤーン
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2012/05/09(Wed) 22:56:00 |  まとめwoネタ速neo
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