新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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この世の全部を敵に回して (小学館文庫)この世の全部を敵に回して (小学館文庫)
(2012/04/06)
白石 一文

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評価:★

『哲学書』や『自己啓発書』を手に取ったつもりがない身としては…

急逝した友人がフロッピーディスクに残した手記。彼自身の言葉で語られる「生とは?」「死とは?」「愛とは?」…私は彼の手記で得られた感興をいまの若い人々にこそ伝えたいと思い立つ。

序章の語り手の友人であるK***氏の手記は、自らの妻や子供達を愛してはいないどころか、「私がこれまで働いて得てきた金銭の容赦なき簒奪者」と評するところから始まります。これにはタイトルのインパクトと相まって、嫌が応にも期待が膨らみます。

しかし、以降はK***氏の持論というか、説法めいたものが脈絡もなく延々と続きます。そもそもストーリーがないので興味が持続せず、キャラクターもほとんど描かれないので感情移入もしづらい。文章に入り込めないので、「動物の世界に売春婦は存在しない。」といった断言であるとか、全体を通して見れば瑣末かもしれない部分にもいちいち引っかかってしまいます。

さらに、中身の是非は置いても、序章がどうしても気に食わない。なんだか言い訳めいているというか…のっけから手記で始めた方が多分に潔いのではないでしょうか。
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[2012/04/06 19:18] |
[tag] 白石一文
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