FC2ブログ
新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ⇐ ランキング参加中(クリックして投票)

感染広告 (講談社文庫)感染広告 (講談社文庫)
(2012/03/15)
三浦 明博

商品詳細を見る

評価:★★★

タイトルの印象とは若干異なる、至極『真面目』な作品です。

中堅広告代理店のクリエイティブ・ディレクター堂門修介は、プレミアムビール「バドバーグ」のリニューアルキャンペーンの現場責任者に抜擢される。WEB中心の口コミによる「感染爆発」を裏コンセプトにし、企画そのものは大成功を収めるが、数名の若者が「バドバーグ」と叫びながら自殺をするという事故が相次ぎ、状況は一転する。責任を押し付けられた修介は、原因究明に走るのだが―。

本書で語られる従来のメディアとWEBの倫理規制の違いを意識している消費者は存外少ないのではないでしょうか。言われてみれば当然のことだけに、文字通り「目が開かれる」思いです。

「ホラー」ではなく「サスペンス」、「二転三転」というより「三段落ち」、昨今においてはむしろ珍しい、正統派な作品です。

しかし、その「真面目さ」・「丁寧さ」により、どうしても先の展開が読み易いという側面があり、全体的にやや盛り上がりに欠けます。

せめてもう少し情報の受け手について描いても良かったのでは…情報が波及していく様子や、手のひらを反してネガティブキャンペーンを行う様子などから、さらなる「恐怖」が浮かび上がって来たのではないでしょうか。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ ⇐ ランキング参加中(クリックして投票)

FC2blog テーマ:新書・文庫レビュー - ジャンル:本・雑誌

[2012/03/16 17:00] | ★★★
[tag] 三浦明博
トラックバック:(1) |
コメント:
この記事へのコメント:
コメント:を投稿
URL:

パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック:
この記事のトラックバック URL
この記事へのトラックバック:
感染広告 (講談社文庫)(2012/03/15)三浦 明博商品詳細を見る評価:★★★タイトルの印象とは若干異なる、至極『真面目』な作品です。~あらすじ~中堅広告代理店のクリエイティブ・ディ
2012/03/18(Sun) 08:49:51 |  まとめwoネタ速suru
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。