新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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名もなき毒 (文春文庫)名もなき毒 (文春文庫)
(2011/12/06)
宮部 みゆき

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評価:★★

何だか不格好でまとまりがない話です。これが続編というからなお恐ろしい…

義父が会長を務める大企業で社内報の記者として働く主人公。ある時、アルバイトの女性社員の解雇を巡りトラブルに巻き込まれ、一人の探偵の元を訪れる事になる。しかし、そこには先客として明らかに場違いな女子高生が…ふとしたことがきっかけで知り合ったその少女は先頃世間を騒がせ、未解決なままの無差別毒殺事件の被害者の孫であった。二つの事件の渦中に身を投じていく主人公が目にする現実とは…

大企業を束ねる会長の娘婿で野心がないからこそ結婚を認められたという主人公の屈折した心持ちが描かれた序盤こそ興味がそそられましたが、中盤以降はただのお人好しになり下がっています。主人公を始め、続編の割にキャラクターが定まっていないので読み進めるごとに首をかしげたくなる場面が…主人公が無差別殺人事件にあそこまで深く関わる理由も不明瞭です。

ストーリーも独立した二つの事件をあんな強引な形で絡ませるのはナンセンスだし、シックハウス症候群の下りとか無駄なエピソードが多すぎます。他の方がレビューで『毒にも薬にもならない』と書かれていましたが言い得て妙だなと思わず感心してしまいました。
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[2011/12/30 18:06] | ★★
[tag] 宮部みゆき
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