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新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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蛇衆 (集英社文庫)蛇衆 (集英社文庫)
(2011/12/15)
矢野 隆

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評価:★★★★

蛇衆6人に★★★、そして『鷲尾嶬嶄』に★

室町末期、各地の戦で力をふるい、怖れられていた傭兵集団『蛇衆』。頭目・朽縄ら6人は、そのときどきの雇い主のもとに赴き、銭を得ている。一方、九州の鷲尾領では、当主・鷲尾嶬嶄の2人の息子が、家臣らを巻き込み、激しい家督争いを繰り広げていた。戦を求めて『鷲尾家』に雇われることになった『蛇衆』の面々。しかし、そこには予想だにしない「因縁」と「陰謀」が…

7割近く?がアクションシーンでありながら、きっちりキャラクターやストーリーが描かれています。終盤にもちゃんと「ひっくり返し」が用意されているので純粋に楽しめます。

但し、蛇衆6人のキャラクターが必要最小限の描写で上手く描かれているのは良いのですが、6人皆のルックスからセリフまで定型的なヒーロー像というか……あまりに「鉄板」過ぎて面白みに欠けます。

それを補ったのが鷲尾家当主『鷲尾嶬嶄』、目まぐるしく動く情勢の中でも、全くブレることがない冷徹で尊大な「俺様キャラ」は最高に魅力的です。登場シーンはそれほど多くはありませんが、一つ一つのセリフが本当に痺れます。『ダークヒーロー・鷲尾嶬嶄』の生き様に酔いしれること請け合いです。
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FC2blog テーマ:新書・文庫レビュー - ジャンル:本・雑誌

[2011/12/19 18:00] | ★★★★
[tag] 矢野隆
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