新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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ガール・ミーツ・ガール (光文社文庫)ガール・ミーツ・ガール (光文社文庫)
(2011/12/08)
誉田 哲也

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評価:★★★

会話や独白もユーモアに溢れテンポが良いので、下手な漫画なんかよりすらすら読めます。『青春小説』らしさ全開の作品かと思いきや…

『疾風ガール』の続編に位置する作品です。(ちなみに私は前作は未読です…)紆余曲折?があってメジャーデビューが決定した夏美とそのマネージャーの宮原の視点が交差しながら物語は進んでいきます。デビューが決まったものの、本格的なロックミュージシャンを志向する夏美と、事務所の思惑は微妙にずれている気配。そんな中、夏美に2世タレントのルイとのコラボ話が持ちあがる。あまり乗り気でない夏美であったが、やむない事情によりその話を引き受けることに…

登場人物がいきいきと描かれているので物語が躍動感に溢れています。作者が愛を持って一人一人を描いている感じが伝わり、その点はとても好感が持てます。

但し、『ガール・ミーツ・ガール』という題名の割には肝心の夏美とルイの化学反応が弱いです。どちらかと言えば『ガール・ミーツ・ファザー』、いやむしろ『ガール・ミーツ・ガク』の方が題名として相応しいかも…また、アーティストの夏美とマネージャーの宮原がそれぞれ成長する様子が上手く描かれていないのも気になります。宮原は全くといって成長が見られないし、夏美の「これこれこうで私は成長したんだ」という終盤の独白はさすがに説明的過ぎるというか、ちょっと野暮ったいなと感じます。

難点もありますが、本作を読んで前作も読んでみようかという気になったのは確かなので、続編としては及第点に至っているのではないでしょうか。
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[2011/12/13 19:12] | ★★★
[tag] 誉田哲也
トラックバック:(1) |


kenji
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いつも見ています!
2011/12/18(Sun) 09:32 | URL  | kenji #tHX44QXM[ 編集]
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柏木夏美は、デビューを目前に控えた事務所期待のミュージシャン。フェイスプロモーション期待の新人だ。けれど、本格的なロックミュージシャンを志向する夏美と、事務所の思惑は微妙にずれている気配。ビジネスモードな大人たちとは噛み合わないことばかり。直情径行で妥協を知らない夏美に、マネージャーの宮原祐司は振り回されっぱなし。そんな中、夏美にある二世タレントのお嬢様人気女性ミュージシャンとのコラボレーシ...
2013/10/04(Fri) 14:09:08 |  粋な提案
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