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新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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暴雪圏 (新潮文庫)暴雪圏 (新潮文庫)
(2011/11/28)
佐々木 譲

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評価:★★

読み進める内に、物語自体よりも残りページ数の少なさが気にかかり…そういった意味ではかなりスリリングな読書体験となりました。

帯広近郊の小さいな町が十年ぶりの超大型爆弾低気圧に覆われた。交通が麻痺し、それぞれの事情を隠した逃亡者たちがやむなく一つのペンションに集まることに…暴力団組長宅襲撃犯、不倫の精算を決意した人妻、職場の金を持ちだすサラリーマン……。すべての交通が遮断された町、駐在所の巡査部長はたった一人で事件と向かい合うことに…

吹雪の壮絶さは伝わりますし、上手く練られていると感じる部分もあるにはありますが…

とにかく登場人物がペンションに集まるまでに時間がかかります。全く本筋と関係ないエピソードでページが消化されたりしているので、明らかに尺の無駄遣いです。さらに残念なことにペンションが制圧された後も盛り上がりに欠けます。集まった人々の半数は役回りがはっきりしませんし、誰が考えたって吹雪が止むまでおとなしくしていれば良いわけですから…互いが干渉を嫌い、一刻も早く現場を離れたいという目的が一致しているので、むしろ対立が起きる事自体がナンセンス……スリルがないのもやむなしと言ったところでしょうか。
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FC2blog テーマ:新書・文庫レビュー - ジャンル:本・雑誌

[2011/12/01 18:15] | ★★
[tag] 佐々木譲
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