新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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審理炎上 (幻冬舎文庫)審理炎上 (幻冬舎文庫)
(2011/10/12)
加茂 隆康

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評価:★★

リーガルサスペンスというジャンルの性質上、登場人物の行動にリアリティや説得力が乏しいのは致命的ではないでしょうか。

新人弁護士である主人公のもとへ事故死した夫の巨額の損害賠償を損保会社に求める妻が訪れる。訝りながらも弁護を引き受ける主人公だが、やがてその妻に夫殺害の疑いがかかり…

貴志佑介の『黒い家』を彷彿とさせるような、主人公が何かとてつもない事に巻き込まれてしまっていく様子を描いた序盤こそ良かったものの…

中盤以降、謎が明らかにされていくにつれてどんどん駄目になっていく作品です。大手損保会社のお偉いさん方とやり手の弁護士が知恵を絞った結果があれですか?他にいくらでもましな方策があっただろうに…保険会社がとる行動が驚くほどリスキーなのはある種の皮肉のつもりなのでしょうか??

さらに形勢が有利になるにつれ、主人公の態度がどんどん尊大となっていくのもいただけない。勧善懲悪の物語においてヒーローであるはずの主人公が嫌な奴としか映らなくなってしまったのは完全に失敗だったと思います。
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[2011/10/24 18:40] | ★★
[tag] 加茂隆康
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