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新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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傷痕 (講談社文庫)傷痕 (
講談社文庫)

(2011/10/14)
矢口 敦子

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評価:★★

大きく広げた風呂敷をそれなりにきれいに畳んでいるとは思います。但し、重さの割にはちょっと嵩張るかな…

17年前に弁護士一家四人を殺害した二人組の男性(従兄同士)、主犯とされた一人は死刑に、従犯とされたもう一人は無期懲役に服すことに…無期懲役とされた男が仮出所するとこになり物語が動き出します。主人公は主犯とされ、死刑になった男の息子です。主人公は赤ん坊の頃に、殺人者の息子では不憫と思った実の母親が仲介人を経て別の家庭に養子として預けれます。事件のことはもちろん、自分が養子であることも知らない主人公、しかし仮出所した男は主人公と接触を図ろうと画策し…

中盤以降はテンポが早くなり、展開が気になるのでどんどん読み進められます。物語の着地点自体も悪くないのですが…

上記のあらすじはこれでもかなり端折ってます。前半とにかく登場人物の関係性がややこしく、家系図を用意して欲しい程です。本書の難点は話を詰め込み過ぎて、なにもかもが中途半端になり、題材の割には心に響くものがない点です。

本作に関しては下手に法律的な部分には言及せず、被害者家族と加害者家族との複雑な関係性に絞り、人物をもっと描き込んだ方が良かったように思います。
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FC2blog テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

[2011/10/17 21:50] | ★★
[tag] 矢口敦子
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