新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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君がいなくても平気 (光文社文庫 い 35-8)君がいなくても平気 (光文社文庫 い 35-8)
(2011/10/12)
石持浅海

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評価:★★

石持浅海の作品に対して「リアリティがない」「感情移入が出来ない」等の感想を抱くのは野暮ってもんですよ。石持作品ならではの楽しみ方や見所がありまして、本書で言えば…………………何だろう???

携帯関連会社とベビー用品メーカーの業務提携により結成された開発チームに所属する主人公と同じチームの一員である恋人を軸とした物語です。ある朝、開発部のリーダーが会社で突然死するのですが、主人公はその犯人が恋人であることに気づいてしまう。何故彼女が殺人を?主人公のとる行動は??

意外と言っては失礼かもしれませんがラストの場面は結構良かったです。話の展開は正統派というかそこまで突飛なものではないので読後感は決して悪くないのですが…

とにかく主人公を筆頭に登場人物が冷静過ぎます。主人公や特定の人物に諦観したキャラクター設定を行うのは構わないのですが、脇役に至るまで同じような視点を持たれると、結果全ての登場人物が引き立たなくなってしまっています。本作はトンデモ展開や派手なバイオレンス描写を排したことで、キャラクターの描き分けが出来ていない部分がより目につきます。

最終的には登場人物皆が持つ諦観した視点が読者にも伝染し、読了後は全く心に残らない作品になってしまうのではないでしょうか。
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[2011/10/11 20:35] | ★★
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