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新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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シューマンの指 (講談社文庫)シューマンの指 (講談社文庫)
(2012/10/16)
奥泉 光

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評価:★★★

シューマン、シューマン…そしてまたシューマン

シューマンに憑かれた天才美少年ピアニスト、永嶺修人。彼に焦がれる音大受験生の「わたし」。卒業式の夜、彼らが通う高校で女子生徒が殺害された。現場に居合わせた修人はその後、ピアニストとして致命的な怪我を指に負い、事件は未解決のまま30余年の年月が流れる。そんなある日「わたし」の元に、修人が外国でシューマンを弾いていたという「ありえない」噂が伝わる―。

「クラッシック音楽にある程度造詣があった方が楽しめる」というような生易しい内容じゃありません。およそ70%はそれ関係の記述が続きますので、知識や関心のない方が読み進めるには相当な気力が必要です。故に、お世辞にも万人向けの作品とは言えませんが、私はこの偏向を突き通した作者や出版社の心意気には拍手を送りたいです。

中盤以降、急な斜面を転がるようにして展開するミステリーが放つ魅力は秀逸。打って変わって、平凡なオチには少々がっかり…「納得はできるが満足はできない」というのが率直な感想です。
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FC2blog テーマ:新書・文庫レビュー - ジャンル:本・雑誌

[2012/10/23 17:45] | ★★★
[tag] 奥泉光
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シューマンの指 (講談社文庫)(2012/10/16)奥泉 光商品詳細を見る評価:★★★シューマン、シューマン…そ
2012/10/27(Sat) 21:26:33 |  まっとめBLOG速報
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