新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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さよならの空 (角川文庫)さよならの空 (角川文庫)
(2012/07/25)
朱川 湊人

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評価:★★★

『はったり』のかまし方は超一流

オゾンホールの拡大を食い止めるために開発された化学物質・ウエアジゾン。事は急を要するために、上空から世界各地に次々に飛散していく計画が始まる。しかし、ウエアジゾンには夕焼けの色が消えてしまうという思わぬ副作用が…世界中から批判や脅迫を受ける立場の一人となった開発者であるテレサ。そんな最中、彼女はある目的を果たすために日本に向かう。

なかなか物語の落としどころを掴めせない中でも、きちんと興味を持続させ続けてくれる手腕は見事です。人類に対して、ある種の踏み絵的な作品にもなっているので読み応えがあります。

しかし残念ながら、利己的で無粋な自分にはそれほど深くは刺さらず…。嫌味ではなくて、本当にそんな自分が悲しい。ここ数年、夕焼けをまともに見た記憶もないですし…

あと終盤はそれまでと違い、やけにお行儀が良いというか、余力はあるのに軽く流した感じがしてやや物足りなさを感じます。
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[2012/07/25 13:54] | ★★★
[tag] 朱川湊人
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