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新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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そうだ小説を書こう (小学館文庫)そうだ小説を書こう (小学館文庫)
(2012/07/06)
山本 甲士

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評価:★★

『指南書』として読むか、『物語』として読むか…

山本宏司は、会社を左遷され、妻と離婚し東京から佐賀へと転勤になった。小学三年生の息子直幸は、友人の万引き騒動で宏司の説教通りに友達を諫めたために逆に孤立してしまい、そのため対話を拒否されてしまった。宏司はふとしたことから、息子が児童小説のファンであることを思い出し、自ら書いた小説で彼を元気づけたいと思い立つ。

具体例が豊富でなにより読み易いので、『小説の書き方指南』としては良書なのかもしれませんが、『父と子の絆を取り戻す物語』としては今一つの出来です。

別居はしているものの、完全に没交渉となったわけではない息子に父がしてあげられるのが小説を書くことだけなのか?なぜプロ作家としてデビューしなければならないのか??…目的に対して、手段の正当性や必要性が全く感じられません。

話が三分の一程進んだ辺りで、早々に父と息子の関係がほぼ修復されるのもいただけない。そのせいで、『父と子の絆を取り戻す物語』と『父が小説の書き方を学んでいく話』が完全に割れてしまっています。意欲的な作品なのは認めますが、その成果は上がっているとは言い難い。
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FC2blog テーマ:新書・文庫レビュー - ジャンル:本・雑誌

[2012/07/09 15:00] | ★★
[tag] 山本甲士
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そうだ小説を書こう (小学館文庫)(2012/07/06)山本 甲士商品詳細を見る評価:★★『指南書』として読むか、『物語』として読むか…山本宏司は、会社を左遷され、妻と離婚し東京から佐賀
2012/07/09(Mon) 21:36:18 |  まとめwoネタ速neo
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