新刊の文庫小説を★の数で採点し、稚拙な文章も添えます.。ネタばれは少なめに、皆さんが本を手に取るきっかけになれば幸いです。                                                            
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夜行観覧車 (双葉文庫)夜行観覧車 (双葉文庫)
(2013/01/04)
湊 かなえ

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評価:★★★

傑作になり得る要素は感じられるが…

父が「被害者」、母が「加害者」!?高級住宅地に住むエリート一家の高橋家。事件当時、家にいたはずの次男は、その日を境に失踪する。警察も、高橋家の残された子供たちも、そして高橋家の騒ぎに耳をそばたてていた遠藤家、隣家で自治会婦人部の会長を務める小島家の妻も真犯人は次男ではないかと考え始める…。

人間にとって『家』や『家族』とは何なのかというテーマの掘り下げ方には光るものがあります。但し、それを雄弁に語る力が登場人物やストーリーにないのもまた事実。

高橋家・遠藤家・小島家という視点を用意したのは著者の作品らしい試みですが、三家族がどうにも上手くリンクせず、それを補うための男性アイドルもこじつけにしか感じられません。

これまでの作風に囚われず、一家族に絞って作品を書き上げることが出来れば、真に著者の新しい境地が開けるのではないでしょうか。
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FC2blog テーマ:新書・文庫レビュー - ジャンル:本・雑誌

[2013/01/14 22:18] | ★★★
[tag] 湊かなえ
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